見えているのに見えていないコト

初めまして。シシシです。色眼鏡を捨てよ。変化の多い新時代を生き抜くため、悪しき習慣は断ち、良き習慣を取り入れる。本当に価値のあることを実践するブログ。

【やるべきことを無意識にやっている人達との出会い】

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皆さん、超オハヨー!シシシだよ(^^)

 

習慣についての考え方をがらりと変えてくれた2人の人間について話したいと思います。自分にないものを持っていた、貴重な人たちとの出会いです。

 

習慣を大事にしてる著名人や起業家は多いが、自分の場合、直接影響を受けたのは無名の一般人でした。

 

 

 

スパルタ学校へ

20代前半の頃、ラッキーな事に当時勤めていた会社が、職能訓練と言う形でフィリピンのセブ島へ、1ヶ月の英会話の短期留学に行かせてくれたことがあります。

 

留学先の学校では英語の得意なフィリピン人が先生となってTOEICやらTOEFLやら対策してくれました。週末以外は外出禁止、朝9時から夜の10時まで英語づけと言うスパルタな学校でした。

 

そんなM気質の人専用の学校だから集まって来る学生たちも個性的な面々が多かったです。ソウル大学生や、東大生、ソニー出身者、家族総出でフィリピンに移住を企む者、などなど、日本で普通に生活していたらなかなか知り合えなかったと思います。

 

何でもできるすごい人に出会う

とりわけ、そこで出会った日本人男性のMくんにかなりの影響を受けました。(ちなみに彼はもうそこそこ有名な人になってしまったので、仮にここではMくんとしておきます。) その英会話学校は韓国人が設立した英会話学校だったので数人しかいない日本人留学生ということもあり、すぐに仲良くさせてもらいました。

 

自分では文化系とかいう割に何故かラガーマンみたいにがっしりしていて、聞くとピアノもドラムできるしギターも弾け、難関大学も出ていると言う、スーパーマンのような男でした。

 

いわゆるガリ勉タイプではなく、学校でもクラスメイトと夜な夜なと酒を飲んだり、女の子といちゃついたり、留学生活の間、自分のブログの執筆などかなり忙しそうにしていました。端から見てても毎日大量に出される宿題のための時間なんかなさそうだったな~。


それでも驚いたことに、ここぞという時、彼の成績はハイレベルなアウトプットをキープしていたのだから驚きでした。そんな彼の秘密が知りたくなったのでした。

 

彼と行動を共にしていて、気づいたことがあります。
彼は毎朝、学校に併設されているプールで必ず30分ぐらい泳いでいました。
しかもどんなに前日に酒を飲もうが、寝る時間が遅かろうが、女の子とイチャイチャしようが、彼は必ず同じ時間に起き、相変わらず水泳は欠かしませんでした。


一度、本人になんでそんなことをするのかを訪ねたところ、勝手に目が覚めてしまって居ても立っても居られなくなるのだと言う…

 

優等生の秘密

もう1人、クラスメイトにいかにも優等生って感じの韓国人女性がいました。美人でスラッとしてて、大人っぽい。魅力的な女の子。同じ授業で宿題を忘れたことなんで見たことのない、絵に描いたような優等生だった。そして彼女もまた、不思議な習慣を持っていました。

 

彼女は夕食後、必ずプールサイドを散歩していました。15分ぐらい、何周も何周も。まるで儀式のように、静かに歩く。多分、学校から出される給食のカロリーを気にしてたんだと思います。

 

夕食の後は数少ない自由時間になっているので友人達とのお喋りもできるはずですが、毎日決まったように静かにプールサイドを散歩する彼女。ライトアップされたプールの反射も相まって幻想的で本当に綺麗だったのを覚えています。

 

ちなみにMくんは最終日にこの子に告白しましたが振られてました笑

 

彼らの共通点

さて、彼らに共通していたのはどんなことがあっても同じ時間に決められたルーティンをこなしていたことです。

 

当時の自分にはそういった決められた時間に自分に課したルーティーンをこなすと言う習慣がなかったから、彼らの行動は新鮮に映りました。

 

当時の自分はこう考えるに至りました。

  1. 彼らにはまだ他にも見えないところで何らかの習慣があのではないか。
  2. きっとそれらには現在に至るまで毎日、来週、毎月と相当なレバレッジがかかってるに違いない。

勉強だって運動だって正直めんどくさい。やりたくない日だってある。
でも、彼らにとって習慣は、もはや歯を磨くのと同じように自然なことで、やりたいやりたくないとかそういう問題にすらなっていないことのように思えました。

 

M君が言うように、「勝手にやってしまう」だけなのだ、と。

 

思えば、彼のブログもテンプレートが決まっていて毎日短い時間でコンスタントに続けられるような工夫がなされていました。

 

これは今自分が信じている習慣化の極意「タスクは極限までシンプルにすること」に当てはまります。

 

この一件から彼らと同じように行動したらもしかして自分も彼らに近づけるのかもしれない。そう信じるようになりました。

 

割と若い時期にこのことに気がつけたのは、自分の財産になりました。海を越えて、日本ではないところで見つけた自分のメンター。大変感謝しています。

 

まとめ

優秀な人は毎日、小さな習慣を実行している。