見えているのに見えていないコト

初めまして。シシシです。色眼鏡を捨てよ。変化の多い新時代を生き抜くため、悪しき習慣は断ち、良き習慣を取り入れる。本当に価値のあることを実践するブログ。

【そのアドバイスは個人の感想なのか、客観的な事実なのか】

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相変わらず、モチベーション大全を読んでいる。ここ最近で一番の良書。

 

だいたい、この手の自己啓発本
著者の独自の経験から、こうしたほうがいいという独断的な意見になりやすい。

 

だが、この本は徹底的に根拠を示して、何故そうする方が正しいのか、という語り口だ。

 

例えば、

枡野俊明という作家がいる。

 

枡野 俊明(ますの しゅんみょう、1953年2月28日 - )は、日本の僧侶、作庭家。曹洞宗徳雄山建功寺住職、日本造園設計代表、多摩美術大学教授、ブリティッシュコロンビア大学特別教授(Adjunct Professor)。神奈川県横浜市生まれ。

著者に、悩まない練習 などがある。

 

ご本人の名誉のために断っておくと、氏の本は何冊も読んだことがあるし、学ぶところはたくさんあった。

 

しかしながら、氏の語り口は、

「〜と思う。」とか、

「〜ではないか。」とか、

「〜のように感じる。」といった具合で、

全く根拠のない個人の意見として終始する。

 

一見、仏教をベースにした考え方で物事を語るので多くの日本人にとっては正しいように聞こえる。

 

だがそれは、みんながそうしてるから、とか道徳的にはこうあるべき、といった暗黙知のレベルを超えてはいない。

 

まして、外国人だったとしたら全く当てはまらないことがほとんどだろう。

 

自分などはそんなものは自分より上の世代の、とっくに時代遅れとなった古い価値観だと受け取る。何故なら根拠がないから。

 

ITの勃興でこれまでの価値観が全否定されることが多くなった昨今、このような「べき論」は今後淘汰されていくと感じざるを得ない。

 

結論

少なくとも、自分にとっての良い本とは、客観的な事実がデータで示されていることである。