【大きなチームは成功しない】
優勝商品のAmazon echo plus
嬉しいことがあった。
先日、全社を総動員した商品開発コンテストで優勝することが出来たのだ。
各部署から集まった人材が、朝から晩まで1つの部屋にこもり、チームごとに画期的なアイデアを募ると言うコンペティション形式のイベントだった。
ありがたいことに、自分のアイディアが推薦され、チームメートと協力しながら優勝できたことは強い成功体験となった。
ただ、チームワークには常々思うことがある。
昨日紹介した、図解 モチベーション大百科から集合的無知、の危険性について実体験を踏まえて紹介する。
実験
心理学者ラタネとダーリーはある実験を行った。
地下間の学生が路上で玄関の発作に見舞われたふりをする。そこで通り掛かった被験者が 仕掛け人を助けるかどうかを調査した。
結果
助けようとする仕掛け人が多ければ多いほど、被験者は助けようとしなかった。
つまり
人数が多ければ多いほど自分では無い誰かが対処してくれると思いやすい。
本題に戻そう
普段社内でブレストを行う時、大人数でやってしまっていることが多い。
こういう時、起こりやすいのは人数が多すぎてこの実験のように、参加しなくてもいいやと思う人間が出てくることである。
加えて、声の大きい人が(部長クラスなど)の意見が反映されやすく、全くブレストの良さを引き出せなくなる。
結果、ダラダラとまとまらないまま、あっという間に1時間が過ぎてしまう。
今回のコンテストでの勝利を受けて、この考えが確信に変わった。
今後はチームワーク、ブレストを成功させるために以下を守ると心に決めた。
こうすることで時間を無駄にすることなく、個人個人のアイデアを反映でき、なおかつ全員が主体的に作業に集中することができるのだ。