【公園を書斎にする】
20台の後半、外国人シェアハウスに住んでいて、プライベート空間というものが存在しなかった。
結婚した後も、家族と一緒にいると、あれ買ってきて、これどうするの?と些細な話が絶えない。その度に作業が中断される。所帯持ちの辛いところだ。
一度作業を切り替えると、もとの作業状態に戻るまでに数十分の時間を要するという。同じ理由でマルチタスクよりもシングルタスクの方が効率が良いという研究結果もある。
自分専用の書斎が欲しい。これは密かにずっと思っていたこと。
自分の書斎をアウトソースしてた頃
今の家には自分の部屋と言うものがないので、とりあえずどうしたかというと喫茶店に行っていた。以下はその頃のメリデメ。
メリット
- 当然ひとりになれるので作業が捗る。
- 一回数百円程度で住み、大きな家に引っ越し、高い家賃を払うより経済的。
- ほどよい雑音がちょうど良い。
- 机が使えるので資料を広げながらの作業ができる。
デメリット
- コストが高い。スタバではドリップコーヒー一杯300円が最低コスト
- そもそもコーヒーを飲まないので場所代だけにお金を払っていることになる。
- 1時間程度で飽きてくる。高い飲み物を買ったのだからと脳に抗い、粘る。疲れて進まない。
- 隣に変な人が当たると気になって集中できない
- 分煙されていないところだと嫌煙家には辛い。
- いつも空いているとは限らないので席が取れない日もある。
- 営業時間に振り回される。
このように、デメリットの方が多く感じられ、他のオプションが無いかを考えるようになった。
歩きながらだと脳が活性化する。
で、最終的に行き着いたのは近所の公園に作業を行うことにした。歩きながらでも考え事は出来るし、Audibleを使えば耳から本だって読める。ちなみにこのブログも音声認識機能を使いながら書いている。(誤字脱字が多くなるが…)
歩きながらの考え事はクリエイティブな作業に向いていると思う。実際、米国の企業などではその有効性を認め、散歩しながら企画会議をしたりするらしい。
メリット
- お金がかからない。お金をかけることが裕福な暮らしではない。
- 体を動かすと脳が活性化されて、発想しやすくなる。姿勢というものは大事で、寝転びながら何かをしていると副交感神経が優位になってウトウトしてしまう。反対に歩きながらだと交感神経が優位になり、集中しやすい。
- 公園などに行くと景色などが楽しめる。
- きになるひとが居たら直ぐに場所を変えることができる。
- カフェなどと違い、営業時間を気にせず、いつでも行ける。
デメリット
デメリットは天候に左右されると言うくらいか。その時くらいはカフェに足を運べば良いのしばらくは公園で満足できそうである。
まとめ
家では邪魔が必ず入る。何かアクションを行うなら迷わず外でやろう。お金をかけずに公園でも出来る。そのかわり、家にいるときは出来るだけ家族のためのアクティビティに時間を使おう。